こんにちは、アサヒナです。
今日は、コンテンツを販売する際の大原則についてお話ししようと思います。
結論から言いますと、コンテンツを販売する際には必ず
- 人数(数量)限定
- 期間限定
にすることが重要です。
なぜ、人数や期間を限定しなければいけないのか?
それは、人は「いつでも買える」と思うと、なかなか行動に移さないからです。
例えば、あなたの街にも、いつでもセールをしているお店が一つはあると思います。
そのお店で商品を買おうと思いますか?
おそらく、「また今度でいいか」と思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、普段はセールをしないお店が、期間限定かつ数量限定でセールをしていたらどうでしょうか?
「この機会を逃したら次はないかもしれない」と感じ、購入を検討するはずです。
これは、人間の心理として「希少性の原理」が働くからです。手に入りにくいものや、限られた機会しかないものに対して、人は価値を感じ、「今すぐ手に入れなければ」と思うのです。
実際の例
先日、クライアントの販売戦略会議に参加しました。
そのクライアントは新商品の発売を予定していましたが、特に人数や期間の限定を設けていませんでした。
私は「限定販売」を提案しました。
具体的には、先着20名様限定、販売期間は5日間のみとしました。
その結果、初日から多くの注文が入り、予定していた数を早々に完売することができました。
クライアントも「これほどの反響があるとは思わなかった」と驚いていました。
一方で、別のクライアントが限定を設けずに商品を販売したケースでは、思ったほど売上が伸びず、在庫が残ってしまったことがあります。
このように、「限定」を設けるかどうかで結果は大きく変わります。
「限定」が効果的な理由
では、なぜ「限定」がこれほど効果的なのでしょうか?
それは、人は選択肢が多すぎると迷ってしまい、結果的に何も選ばない傾向があるからです。
期間や数量を限定することで、お客様の選択肢を絞り、行動を促すことができます。
また、「限定」を設けることで、自分たちの商品やサービスの価値を高めることができます。
限定商品や限定サービスは特別感を演出し、お客様に「今しか手に入らない貴重なもの」という印象を与えます。
ひとり社長やフリーランスにとってのメリット
さらに、ひとり社長やフリーランス、小規模事業者の方々にとって、この戦略は特に有効です。
大企業のように大きな広告費をかけられない私たちにとって、限られたリソースで最大の効果を上げるためには、このような心理的テクニックを活用することが必要です。
例えば、SNSでの宣伝でも「期間限定」「数量限定」を強調することで、拡散力が高まります。
お客様自身が「この情報は早く共有しなければ」と感じてくれるからです。
注意点
ただし、注意点もあります。
「限定」を乱用すると信頼を失う可能性があります。
常に「数量限定」「期間限定」をうたっていると、お客様から「本当は限定ではないのでは?」と疑われてしまいます。
ですから、本当に特別な時や、特定の目的がある時に限定を設けるようにしましょう。
具体的なアドバイス
- 限定の理由を明確にする:例えば、「新商品のテスト販売のため、先着20名様限定でご提供します」といったように、限定する理由を伝えるとお客様の納得感が増します。
- 実際に限定数を守る:限定数を超えて販売すると信頼を失います。必ず約束を守りましょう。
- 限定期間を過ぎたら販売を停止する:期間を過ぎても販売を続けると、次回以降の限定販売の効果が薄れます。
まとめ
最後に、もう一度ポイントをまとめます。
- 商品やサービスを販売する際には、必ず人数(数量)や期間を限定すること。
- 「限定」を設けることで、お客様の購買意欲を高め、売上を伸ばすことができる。
- 限定の理由を明確にし、約束を守ることで、お客様からの信頼を得る。
ぜひ、次回の販売やキャンペーンでこの「限定」の手法を取り入れてみてください。
きっと、これまで以上の反響が得られるはずです。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。