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    強い組織と弱い組織の違いとは?

    朝比奈です。

    先日、元サッカー日本代表の
    鈴木啓太さんのYouTubeに
    中村俊輔選手が出ていました。

    中村俊輔選手はJリーグは
    もちろんイタリアやスペイン、

    スコットランドでもプレーした
    経験がある日本を代表する
    サッカー選手です。

    代表でも長いことエース番号
    である10番を付けていました。

    YouTubeでは過去の移籍の経緯
    や各国でプレーをした中で感じた
    ことなどを話していました。

    その中でドイツW杯について
    こんなことを言っていました。

    それがタイトルにもある

    「本当に言い合える集団ではなかった」

    です。

    普段、サッカーを見ない方で
    あればどういうことなのか
    よくわからないと思います。

    どういうことかというと、

    2006年に行われたドイツW杯
    は日本サッカー史上最高のメンバー
    で望んだ大会だったのです。

    特に中盤は中田、中村、小野、
    稲本と優れた選手が多く、

    「黄金のカルテット」と言われ
    大会が始まる前はいい成績を残す
    はずだと言われていたのです。

    しかし、大会が始まってみると
    組織としてまったく機能せず、

    まさかの1試合も勝つことが
    できず、日本は敗退しました。

    その時のことを中村選手は
    チームとして強かったと思う
    けど、

    「本当に言い合える集団ではなかった」

    と話していました。

    今の話はあくまでもサッカーの
    話ですが、ビジネスの世界でも
    一緒だったりします。

    というのも、

    優れた個を持つメンバーを
    たくさん集めたからといって
    成功するわけではないのです。

    むしろ、個としては突出した
    ものがない人たちが集まった
    チームの方がまとまりがあり、

    大きな成果を出したりします。

    そんな大きな成果を出す強い
    組織の特徴として思ったことを
    素直に言い合える集団というのが
    あります。

    ただ、この言い合える集団という
    のが本当に難しいのです。

    なぜなら、相手に好かれるとか
    嫌われるとかそういうことを
    一切考えずに、

    組織にとってすべきことを
    徹底的に考え、相手に伝えて
    いかないといけないからです。

    僕は前から起業をする際に
    友達をビジネスパートナーに
    しないほうがいい、と言って
    きました。

    記事にもしているので時間が
    ある時にでも一度読んでみて
    ください。

    参考になるはずです。

    https://satoshi-asahina.com/archives/646

    なぜ、僕が友達をビジネス
    パートナーにすべきではない、
    と言ってきたのかというと、

    端的に言えば、思ってること
    を相手に伝えにくいからです。

    そして、伝えられた相手が
    言われたことを素直に受け取る
    ことができないからです。

    誰でも人から指摘をされるのは
    いいものじゃありません。

    ましてや友達や同僚からの
    指摘だったら良い気はしない
    ものです。

    一応、ポーズ的に聞いている
    風にやるとは思いますが、
    なかなか改善しなかったりします。

    そんなものなのです。

    しかし、それでは組織として
    は機能しません。

    結果的に組織崩壊に繋がって
    しまいます。

    なので、友達とのビジネスは
    難しく関係性がまだ構築できて
    いない人とビジネスをする方が
    いいのです。

    ビジネスもスポーツも強い組織
    を作る上で本当に言い合える集団
    になるというのは重要なことです。

    言うのは簡単ですが、

    本当に言い合える集団を作るのは
    なかなかできることではありません。

    ビジネスもサッカーも「個」の
    能力以上に組織として、

    言い合える手段であるのか
    どうかが大事だということを
    中村選手の動画を見て改めて
    感じました。

    ぜひ、組織で働いている方は
    参考にしてみてください。

    じゃあ、今日はこの辺で。

    ありがとうございました。

    朝比奈聡

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