こんにちは、朝比奈です。
忘れている人も多そうですが、明日から70歳までの就業機会の確保が努力義務となります。
すぐに義務化はされないでしょうが、確実に義務となる時代がやってきます。
それは、今までの歴史を見ても間違いないはずです。
僕の親世代に当たる50代後半から60代ぐらいの人であれば、気にしなくていいと思います。
おそらくですが、逃げ切れるはずです。
ですが、その下の世代の人であれば、70歳まで働くことを想定して、どう働くかを考えないといけない時代になりました。
75歳定年時代は必ず来る
個人的には、70歳どころか、75歳まで最低でも働く世の中になると思っています。
なぜなら、政府のシナリオとして、75歳定年がすでに議論されているからです。
企業側もその企業に雇用される人も75歳定年なんて誰も望んではいないのですが、超少子高齢社会を乗り越えるために政府は実現しようと躍起になるはずです。
なので、そのことを頭に入れて僕らは自身のキャリアを考えていかないといけません。
では、どうするといいのか?
方法は2つです。
まず、1つ目が会社員としての能力を高めつつ、渡り鳥のように転職を繰り返す働き方。
そして、もう1つが僕みたいに自分のビジネスでご飯を食べていく働き方。このどちらかになります。
どちらを選ぶかは人それぞれなのでどちらを選んでもいいのですが、会社員として生きていくことを選ぶのなら真面目に役員を狙う覚悟を持ってやるべきです。
超実力主義社会の到来
以前のような、「ちょうどいいポジションで俺はいい!」なんてことを考えていたら、今の時代、真っ先にリストラされます。
今後は、どの会社も実力主義に変わっていって、年齢ではなく、実力で判断されるようになっていくでしょう。
当然、そうなれば、自分の子供くらいの年齢の人が上司になることだってあるはずです。
「年齢は関係ない」僕もそう思っていますが、そうは言っても自分の息子や娘ぐらい歳が離れた人に使われるのはやはり、気持ちの良いものではないです。
なので、そうならないためにも役員を目指す覚悟を持って、仕事に取り組んでいかないといけなくなると思います。
いくつになっても転職できるなんてウソ
ただ、そうは言っても役員になれる人なんてごく僅かです。
それに自分が勤めている会社が自分が働いている間、ずっとある保証なんてありません。
かといって、50代になって転職できるかというと、実際問題、かなり難しいのが現実です。
それは、転職活動をしたことがある人ならよくわかるはずです。
個人で稼ぐ方法は沢山ある
僕は、詐欺師じゃないので自分でビジネスをしていくことが簡単だなんてことは言いません。
当たり前のように大変です。
けど、会社員として働くことを考えたら起業家の方が楽なのではないかと思います。
今の時代、個人がお金を稼ぐ手段はいくらでもあります。
昔のように、一部の人しかビジネスができない時代じゃありません。
もちろん、自分でビジネスをするなら勉強も努力もしなければいけないですが、自分のビジネスで生活できるようになれば、めんどくさい人間関係から解放されます。
それを考えたら、多少のことなら頑張れるはずです。
どちらにせよ、これからの時代は70代になっても働く時代になります。
リストラされてからとか会社が倒産してから考えるのではなく、今のうちに自分が70歳、75歳まで働くとしたら、どのようにしたらいいのかを今のうちに考えましょう。
なんとなくだと、国にも企業にも振り回されることになりますからね。
では、また!
朝比奈
PS
イタリアにサルデーニャ島というリゾート地として有名な島があるのですが、サルデーニャ島は超長寿エリアとしても有名で100歳以上の老人が世界で最も多い場所として知られています。
どれくらい多いかと言うと、先進国のおよそ10倍です。
しかも、ただ長生きをしているわけではなくて、健康で楽しく過ごしていて、寝たきり老人はゼロです。
なぜ、サルデーニャ島に住む人は長寿なのかですが、どうやら家族や友人と強い絆を持ち、趣味を楽しながら死ぬまで働き続けることが理由みたいです。
やりたい、やりたくないは別にして長生きをしようと思ったら仕事は大事なのかもしれないですね。