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「お金持ち」より「時間持ち」になろう。

朝比奈です。

「お金はたくさんあった方がいい!」この意見について異論はないと思います。

しかし、お金があるからといってイコール幸せなのかと言うと、そうではないと思います。

これは僕自身の経験からも言えることなのですが、起業家や経営者として活躍している人は確かにお金はあります。ありますが、客観的に見て幸せそうに見えない人が非常に多いです。

なぜ、彼らは幸せそうに見えないのか?

理由はいくつかあると思いますが、一番はシンプルに時間がないからというのがあります。

僕もベンチャー企業を経営していたのでよくわかるのですが、起業家や経営者と言われる人たちは確かにお金はあるのです。

ただ、その分、時間がとにかくないのです。仮にお金を使えたとしても使い道はとても限られていて、夜のお店で豪快にお金を使うみたいな品のないお金の使い方になってしまいがちです。

企業規模が数百人とか数千人という規模まで行けば、自分が一切関与しなくても会社は回るようになっていきます。

しかし、それ以下の場合だとどうしても自分が関与し続けないことには組織や事業が回らなかったりします。

正確に言えば、一時的という限定であれば回すことは可能です。

しかし、トップが長期に渡っていない、もしくは不在の場面が多い状況が続いてしまうと、ベンチャーや中小企業はトップと社員の関係性が近すぎるため、組織が壊れがちです。

特に幹部を中心に不満が溜まる傾向があり、組織の崩壊に繋がってしまったりします。ですから、必然的に忙しい日々を送ることになってしまうのです。

仕事人間ならとにかく仕事をするだけの人生もアリ

仕事で大きな目標、大きな成果を出したいと思っている人なら、忙しく働く人生もアリだと思います。

別に、否定するつもりは一切ありませんし、ガムシャラになって働く人の存在は日本経済を回すという意味でもとても重要です。

しかし、多くの人が目指すことに意味があるのか、もっというと目指すべきなのかと言うと、目指すべきではないと思います。

なぜなら、目指したところでそこに個人の幸せはないからです。

個人の幸せを追求するのであれば、家族や友人との時間、自分の趣味の時間など、仕事以外の部分の時間をいかに充実させるか、そこに本当の意味での幸せ、幸福度の高い人生があるのです。

お金持ちと時間持ちの両方を目指すならマーケティングを学べ

とはいえ、普通に働いてたら先ほど話したような時間のないお金持ちになってしまいがちです。

どうしたらいいのでしょうか?

答えは簡単です。マーケティングを極め、業務のほぼ全てを仕組み化してしまえばいいのです。

そうすれば、お金持ちにも時間持ちにもなることができます。

多くの人はお金を稼ごうと思ったら、自分で何でも解決しようとします。

気持ちはわかります。起業家や経営者を目指す人は基本的に仕事がデキるので、誰かに任せるより自分でやった方が早い判断しがちです。ですから、自分で何でもかんでもやりたくなってしまう気持ちはよくわかります。

しかし、それでは仮にお金持ちになれたとしても、時間持ちにはなることはまず不可能です。

今は昔とは違い、マーケティングとツールを使いこなすスキルさえあれば、人を雇わずとも自分がほとんど関与せずにお金を作り出す仕組みを作ることが可能です。

従来の考え方では、ビジネスは人を雇って回すというのが一般的です。

しかし、思っている以上に人をマネジメントするというのは難しいです。できたとしても、上手くいっているのは一時的であることが多く、簡単に崩壊してしまいがちです。

その点、マーケティングツールであれば何も文句や不満を言うことはなく、あなたのために24時間365日働いてくれます。

しかも、モチベーションによってクオリティが落ちるなんてことも絶対にありません。常に最高のパフォーマンスで仕事に取り組んでくれるのです。

であれば、積極的にツールを使ってツールに働いてもらった方がいいことがわかるはずです。

令和は豊かさの基準が変わる

ここ最近、お金の価値がドンドン下がっています。今後、劇的にお金の価値が上がることはまずないでしょう。

そうなれば、使えるお金がどれだけあるかよりも、使える時間がどれだけあるのかが豊かさの基準になっていきます。

漠然と「お金を稼げば、万事うまく行く」と思っている人はまだまだ多いです。

しかし、そうではないのです。あくまでも使える時間があってこそなのです。

令和は昭和の頃のようにお金持ちを目指すのではなく、時間持ちを目指すようにしましょう。

間違いなく、今後はお金持ちより時間を持ちが評価される時代になっていきます。

時間持ちを目指すには何をすべきなのか、逆に何をすべきではないのかを常に考えて行動するようにしましょう。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

PS.

以前、「事業を長く続けるコツ」について記事を書きました。

その記事の中で書かれている内容は、今日の記事にも関係があることだと思います。

時間持ちを目指しているのなら、一度目を通しておくといいかもしれません。

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