朝比奈です。
よくこんな質問をされます。
「ビジネスで成功するには、元々の頭の良さが重要なのでしょうか?」
僕はこの質問をされる度に、「頭の良さは関係ない!」と言っているのですが、本当に何度も何度も「ビジネスで成功するには、元々の頭の良さが重要なのでしょうか?」といったことを聞かれます。
なぜ、多くの人はビジネスで成功するには、頭の良さが重要だと思いこんでいるのでしょうか。
おそらく、一般的に知られている経営者や起業家の多くが高学歴だからというのが理由として、あるのではないかと思います。
例えば、世間的に知られている経営者と言えば、ユニクロの柳井社長や楽天の三木谷社長、ソフトバンクの孫社長辺りが真っ先に挙げられるのではないかと思います。
彼らの経歴は、誰がどう見ても高学歴です。
それ以外の大企業の経営者も、東大や京大といった風に多くの人が高学歴だったりします。
多くの人がビジネスで成功するには、頭の良さが大事だと思ってしまうのも無理がないほど、世間的に知らている企業の経営者は高学歴だったりするのです。
では、実際のところ、ビジネスで成功するのに元々の頭の良さが必要なのかというと、先ほども言ったように一切、必要ありません。
正確に言えば、成功の定義を日本を代表する企業、世界的な企業を作ることを成功だと定義するのであれば、それ相応の頭の良さは求められると思います。
しかし、多くの人が成功したと感じるであろう、個人としての成功や豊かさを感じられるレベルの生活を手に入れることが成功だと定義するのであれば、頭の良さは関係ありません。
それよりも大事なこと、重要なことが他にもあるのです。
では、頭の良さが重要ではないとして、何が重要なのでしょうか?
それは、儲かるモノが「何か」ということを知っているかどうかです。
実際に自分でビジネスをやっている人ならよくわかると思いますが、起業家だからといって必ずしも賢いわけではありません。
むしろ、「あまり賢くはないのかな?」と思うような人ばかりだったりします。
それでも彼らが成功することができたのは、頭の回転が早かったからでも特別賢かったからでもありません。単純に儲かる場所、儲かる情報を知っていたからなのです。
だから、成功することができたのです。
結局のところ、ビジネスは知っているかどうかで全てが決まります。
そのことをビジネスで成果を出している人はよく理解しています。ですから、積極的に情報を取りに行くということをします。
それこそ、有益な情報が得ることができそうだと思ったら、どんなに忙しくてもすっ飛んで情報を得に行こうとするはずです。
それぐらい知っているかどうか、情報の価値というのは大きいのです。
しかし、多くの人は成功するには元々の頭の良さが必要であって、自分にはそもそも、難しいことだと思い込んでいるのです。
ですから、情報を取りに行くこともしません。
それでは稼げる人と稼げない人の差が、ドンドン開いてしまうのも無理はないのです。
もしかしたら、中にはどのようにして情報を取りに行ったらいいのかがよくわからないという人もいるかもしれません。
その場合はまず、SNSで色んな人をフォローしてみてください。
そして、色んな発信を見ていく中で直接、会えそうな人、会えそうな場があるのであれば、思い切って飛び込んでみてください。
具体的には、オンラインサロンなどのコミュニティやセミナーなどの勉強会で面白そうなものがあれば、行ってみてください。
中には怪しげなものもありますが、有益なものも実際にたくさんありますので様々な人に触れることで、今の時代の稼ぎ方、稼ぐ方法が見えてくるはずです。
今はどこでも仕事ができる時代です。どこでも情報を発信し、受け取ることができる時代です。
ネットで調べれば何でもわかると勘違いしてしまいがちですが、本当に儲かる情報、価値のある情報というのはオンラインには出てきません。
直接、会うことで得られたりするものなのです。
オンラインサロンやコミュニティ、セミナーなどは高くても数千円から数万円程度です。決して安い金額だとは思いませんが、リターンを考えれば、悪いお金の使い方ではありません。
本当に価値のある情報、儲かる情報を得たいと思うなら、積極的に出向いてみること。これが重要です。
すぐに諦めてしまう人が多く、行動する人が少ないからこそ、逆に動くことでチャンスを掴むことができます。
本当に価値のある情報は、ネット上には落ちていません。
ぜひ、積極的にオフラインの集まりに顔を出してみる。これが重要です。
ビジネスに取り組んでいるものの、思ったような成果に繋がっていない。そんな人はぜひ、今日の話を参考に色んなところに顔を出してみてください。
そうすれば、今何が良くて逆に何が良くないのかが見えてくるはずです。
家に閉じこもっていても、成果には繋がりません。
どんどん、外に出ましょう。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。