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MBAは本当に役に立つのか?

先日、NewsPicksを見ていたら「MBAは役に立つのか?」というテーマで動画が公開されていたので見てみました。

動画を見て、改めてですが、MBAは必要ないなと思いました。

僕が必要ないなと感じた理由としては、単純にコスパが悪いと思うからです。

 

なぜ、そう思うのか?

その理由を今から説明します。

 

まず、最初に言っておきたいのがMBAがダメだということではありません。

お金に余裕があって、時間もたっぷりある。それでいて、学ぶ意欲もあるという人なら学んでみたらいいと思います。

ただ、多くの方はお金もなければ、時間にも余裕があるわけじゃないでしょう。じゃあ、何でMBAを取りに行くのかというと、MBAを取得することで得られるであろうリターンを求めて取りに行こうとしているはずです。

であれば、冒頭にも言ったようにコスパが悪いので辞めた方がいいです。

 

そもそも、ビジネスの勉強をしたいのであれば、別にMBAじゃなくても今なら学ぶことができます。

よく言われる人脈や横の繋がりだって何百万、何千万というお金を払わなくても今なら簡単に作ることが可能ですし、本当に経営を学びたいのなら会社を立ち上げて、自分でビジネスを始めてみるべきです。

そうすれば、遥かに多くのことを現場で学べます。

 

もし、「〇〇教授の元で学びたい」などの理由からMBAに行こうと思っているのならまだ分かります。だって、その教授の元で学びたくて行っているわけですからお金の問題じゃないでしょう。

けど、そんな魅力的な教員っていますかね?

僕は知らないんですよね。

だから、お金もそうだし、多くの時間を費やす価値がないと思うんです。

 

もしですけど、ピーター・ティールやジェフ・ベゾスから学べるとしたら僕だって間違いなく学びに行きますよ。でも、彼らがやるはずがない。

なぜなら、やるメリットがないし、そもそも、そんな暇じゃないだろうから。それに、MBAを取って良い条件で他の企業に移るっていうのも高度成長期の頃ならわかりますけど、今は雇われることを前提にしてたら苦しくなるのは見えてる。

それは、世の中をよく見てたらわかることです。

だから、もし今から学ぶとするならどこでも学べる体系的な知識ではなく、1円も多く稼げる力を身につけるべきなんですよ。

それをMBAを教える側の人間が出来るなら良いですが、おそらく出来ないでしょう。

だって、専門じゃないから。

彼らの専門は論ずることですからね。

そう考えると、時代遅れだなと思ってしまうし、コスパが悪いと思ってしまうんですよね。

 

最近は、転職が当たり前になってきたので市場価値を高めることの重要性が多くの人に理解されつつあります。

市場価値を高めようという流れ自体は良いことだと思います。

けど、何回転職したとしてもどこに転職したとしても、自分で稼げる力を身につけない限りは本当の安定は訪れないということを知るべきです。

 

特に、今後はものすごいスピードで企業のスリム化が起きます。

これはなるかもしれないという話ではなく、確実にそうなります。

そうなった時に自分が解雇されない保証なんてものはありません。

解雇されてから慌てるのではなく、いつ解雇されても生きていけるように稼ぎに繋がることを学ぶべきです。間違ってもよくわからないカタカナ語を学んでる場合じゃない。

学ぶ気持ちがあることは素晴らしいことですが、何を、誰に、どう学ぶか、を考えないとダメです。

 

これからは、どうなったら良い人材だと企業に思ってもらえるかではなく、どうしたら企業に属さなくても稼げていけるかを考えるべきです。

どうしても企業勤めが長くなるとお金は貰うものだと考えてしまいがちですが、お金は自分で稼ぐものです。1円でも多くのお金を自分の力で稼ぐためにはどうすべきかを考えるべきだと思いますよ。

 

では、また!

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