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見えている世界は人によって違う

こんにちは、朝比奈です。

本日は、「見えている世界は人によって違う」という話をしたいと思います。

 

先日、学生時代の友人と久しぶりに会って色んな話をしました。

そして、こう思いました。

それは、見えている世界は人によって違ううのだということです。

「当たり前じゃん!」と思った方も多いと思いますが、もう少し聞いてください。

 

僕の友人は日本の未来に対して、絶望しています。

だから、これからの人生サラリーマンとしてやっていくのはとても大変だと言っていました。

それと同時に、少し前に生まれた世代の人達のことを羨ましいとも話していました。

 

なぜ、羨ましいと思っているのか?

それは、日本が良かった時代を経験しているからです。

 

ここで言う日本が良かった時代とは、高度経済成長期やバブルの頃の話です。

僕は、その話を聞いた時にそうは思わないと思いました。

なぜかというと、今の時代の方が生きやすいと思うからです。

でも、友人の言いたいことはよくわかります。

 

確かに、日本全体で見れば、前の時代の方が生きやすかったと思う人は多いと思います。

経済が好調だったので国としても勢いがあったと思います。

それに今とは違って、みんなが同じ生き方をしていたから疑問を感じることだって少なかったはずです。

仮に、疑問を感じてもSNSやネットがないから気づかなかったでしょうしね。

だから、前の時代の方が良かったと思う人が一定数いるのはわかります。

 

でも、僕は今の時代に生まれて良かったと思ってるんです。

だって、今はほんと便利ですよ。

たとえば、映画なら月1200円払えば、ネットフリックスでいくらでも映画が見れます。

サッカーだって、わざわざスタジアムに行かなくてもダゾーンで世界中の試合が見れます。

買い物だって、アマゾンで買えば、翌日には届きます。

これができるのは今の時代だからです。

 

働き方だって、今は自由に選べます。

昔だって働き方は一応、自由に選べましたよ。

でも、今と昔じゃ、大きく違います。

 

今は、働く時間も場所も自由に選べる時代です。

でも、昔だったら絶対にありえない。

それができるのは便利な時代だからなんですよ。

 

それに昭和の頃は「24時間働けますか?」なんてCMが流れている時代ですしね。

僕は仕事好きですけど、さすがに仕事漬けの人生なんて嫌です。

友達と遊びたいし、家族との時間も大事にしたい。

そう考えると、今の時代に生まれて良かったと改めて、思うんです。

 

でも、僕がこう感じるのは親世代の働き方を真似しなかったからなんですよね。

冒頭に出てきた友人は、疑いもせずに親世代と同じ価値観、考え方で生活してしまっています。

だから、しんどく感じてしまっているんです。

 

昔のイケイケの頃の日本なら会社や社会に尽くせば、報われました。

でも、もう令和です。

時代が変われば、働き方も変わります。

 

昭和の価値観や考え方でいたらそりゃあ、「日本は終わってる」って感じますよ。

だって、昔と今じゃ、日本が置かれてる状況が違いますからね。

たとえば、昔で言うならなんでもかんでも所有することが当たり前の時代でした。

だから、みんななんでも所有してた。

 

でも、今ならなるべく所有はすべきじゃありません。

なぜなら、自然と生活コストを上げてしまうことになるからです。

こんなに変化の激しい時代に生活コストを上げるのは賢くありません。

 

だって、5年後、10年後の未来なんてわからないでしょ?

5年後、10年後も自分が会社に雇用されてるって言い切れますか?

言い切れるとしたらそれは勘違いです。

 

そんな時代に所有をして、生活コストを上げるべきではないんですよ。

もちろん、「全部我慢しろ!」という意味ではないですよ。

好きなもの、大事にしているものならコストとか気にせず、お金を使うべきです。

でも、そうじゃなくて「親がしているから…」とか「周りが…」といった理由でやってるなら辞めた方がいいです。

しんどくなるだけだから。

 

親世代と同じ価値観や考え方で生きてたらしんどい時代です。

でも、そこで親世代と違う価値観、考え方、働き方が出来たらこんな良い時代もないんですよ。

どっちの生き方を選んでもいいです。

良いですけど、どうせなら価値観や考え方を改めて、前向きに生きましょうよ。

僕は、そっちの方が素敵だと思いますよ。

 

では。

 

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