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起業して失敗しそうになったら怒りをパワーに変えて乗り切れ!

自分でビジネスを始めると色んなことが起こります。

良いこともあれば、嫌なこともあります。人によっては心が折れそうになって、逃げだしたくなるようなこともあるかもしれない。

そんなときに試してほしいことがあります。

それが、タイトルにもなっている「怒りをパワーに変える」ことです。

 

どういうことか、詳しく説明します。

日本は起業する人の絶対数が少ないし、起業に関するネガティブな情報が多いので多くの人は起業に関して、誤解しがちです。

だから、「起業したい」とか「独立する」と話すと周りの人から心配されます。起業は一部の人しかできない特殊なものだと思われているからです。

確かに、簡単じゃないし楽じゃありません。

それは否定してしませんが、それはサラリーマンも一緒です。長い社会人人生をサラリーマンとして生き抜くのはすごく大変なことです。特に今後は。

 

サラリーマンだろうが起業して、自分でビジネスをしようが現代の場合、どちらも大変なのですが、起業というのは理解されないものだということをあらかじめ知っておく必要があります。

その上で知っておいてほしいのは、あなたの成功を望んでいる人はいないということです。

正確にいうと、家族ぐらいだと思っていいでしょう。それ以外の人はどうせ上手く行かないだろうと思っているし、上手く行ってほしくないと思っています。

 

なぜか?

それは、あなたに置いてかれたくないからです。

 

あなたが成功することで違う世界に行ってしまうと無意識レベルで感じているから今のままでいてほしいんです。

特に日本人は「みんなで一緒に!」という文化、考え方が強いです。だから、あなたが成功を求めて、動こうとするとブロックします。

ブロックと言っても、あなたを拘束したりはしませんが、精神的にあなたの足を引っ張るようなことをします。

 

たとえば、「失敗したらどうするの?」とか「起業は大変だって聞くよ」とかね。

それ以外にも酷いのだと「あなたにはできない」とか「世の中舐めすぎ」とかまあ、色々言います。

僕も23で起業しましたが、当時は色々言われました。「絶対無理だよ!」とか「辞めておけ!」とかね。

中には心の底から心配して言ってくれているであろう人もいましたが、多くは「お前は俺と一緒でいいんだよ!」という同調圧力みたいなものがあった気がします。

 

起業して10年も経てば、誰も何も言ってきませんが、昔はそんなことがありました。

確かに、僕の場合は社会人経験もほとんどない23の若造だったわけですから否定的な意見が出るのはわかります。

でも、それでももっと応援するということをできないんだろうか、と当時は思いました。

幸い僕の場合は家族が応援してくれたので起業することができましたが、多くの人は「自分が苦しい思いをして働いているんだからお前も同じように働けよ!」と思っているのだと感じました。

 

だから、これから自分でビジネスを始めようと思っている人は色々、腹が立つようなことを言われると思います。

そしたら、それを忘れずにノートにでも書いて、残しておきましょう。

そして、何かつまづいたり失敗して、心が折れそうになった時はそれを見て、頑張ってください。

 

僕も起業して10年やってきた中で悔しい思いをたくさんしてきたし、失敗もしてきました。

今思えば、大した問題ではないことに頭を悩ませ、眠れない日々が続いたり、いっそ辞めてしまった方が楽なのではないかと思ったこともあります。

人によって程度の差はあれど、自分でビジネスをしていると嬉しいこともたくさんありますが、同じくらいもしかしたらそれ以上に悔しい経験をします。

 

そしたら、昔言われた悔しかった言葉、腹が立った言葉を思い出し、怒りをパワーに変えてください。

「ぜってぇ、見返してやる!」「言ったことを後悔させてやる!」「俺は絶対に成功する!」でもなんでもいいです。

悔しかった言葉を胸にビジネスに取り組んでみてください。怒りのパワーはものすごい力があるので効果があるはずです。

 

起業当初の辛い時期を乗り切る為には、この怒りをパワーに変えることが必要です。

ずっと怒りをパワーに変えて生きていたらおかしくなってしまうし、そもそも、幸せではないと思うのでどこかの段階で捨てなければいけませんが、ビジネスが軌道に乗れば、自然と怒りというのは消えます。

なぜなら、自分の人生が充実しているからです。

そうなれば、誰にどんなこと言われてもなんとも思わなくなります。

 

今回、「怒りをパワーに変えろ」という話をしましたが、たまに怒りをパワーに変えなくても上手く行く天才起業家みたいな人はいます。

何か好きなことに打ち込んだ結果、気づいたら会社が大きくなっていたみたいなタイプの人です。

そういう人もたまにいますが、多くの人はそんなことなくて、色んなところにぶつかりながら前進していくものです。

その時にいい顔して、ビジネスなんてしたら上手く行きません。もちろん、自分から敵を作るような行動はしなくていいですが、いい人を演じる必要はありません。

むしろ、ちょっと尖がってるくらいがちょうどいいです。

 

誰でも悔しい思いはしたことがあると思いますし、今後もすると思います。

そしたら、その悔しかった気持ちを力に変えて、ビジネスをやってみましょう。

特に、起業当初は怒りをパワーに変えてやるのが一番です。

ぜひ、参考にしてください。

 

ではでは。

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