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    起業して10年!起業して良かったこと、悪かったことを挙げてみた。

    こんにちは、朝比奈です。

    12月に入り、学生時代の友人や会社の忘年会などで忙しい日々を過ごしている方が多いのではないでしょうか。

    僕も先日少し早めですが、学生時代の友人と忘年会をしてきまして、楽しい時間を過ごしてきました。

    で、今回は友人にも何度か聞かれたことがある「起業して良かったこと、悪かったこと」について書いていこうと思います。

    目次

    起業して良かったこと

    早速ですが、起業して良かったことを挙げると、

    ・煩わしい人間関係に悩むことがない

    ・収入が青天井

    ・場所に縛られない

    ・時間を自由に使える

    ・働き方を選べる

    この5つですかね。

     

    1つずつ簡単に説明していきますが、まず1つ目の「煩わしい人間関係に悩むことがない」ですが、起業して良かったことはいくつもありますが、そのなかでも一番良かったと思うのが、この煩わしい人間関係で悩むことがなくなったことです。

    以前は、価値観や考え方が合わない人とも折り合いをつけて仕事をしなければいけませんでした。

    ですが、今は自分で会社をやっているので価値観や考え方が合わない人と仕事をしなくても大丈夫です。

    だから今は煩わしい人間関係に悩んだり、人間関係で無駄なエネルギーを使うことがありません。

    起業して良かったと思えることはいくつもありますが、この煩わしい人間関係から解放されたとは良かったことだなと思います。

     

    次に「収入が青天井」ですが、サラリーマン時代は頑張って成果を出しても雀の涙ほどのインセンティブしか得られませんでした。

    でも、起業して自分でビジネスすれば、成果に応じてちゃんと自分に返ってきます。

    この頑張れば頑張るほど、収入にちゃんと繋がると言うのは大きいかなと思います。。

    サラリーマン時代は頑張ろうが頑張らかなろうが、給料は少ないし、不平等だったので頑張る気にはなれません。

    それが今は頑張れば頑張るほど、自分に返ってくるので今の働き方の方が個人的に向いているなと思います。

     

    3つ目が「場所に縛られない」です。

    現在、僕はパソコン1台で仕事ができるので臨機応変に仕事場所を変えています。

    たとえば、雨や台風が来たら自宅で仕事をして、天気の良い日は外で仕事をしたりなど様々です。

    今はこの生活が当たり前になっているのでそこまでの有難みを感じなくなってきているのですが、以前は都内の混雑路線に住んでいたので朝の満員電車は本当に苦痛でした。

    特に梅雨の時期、夏の暑い日は本当に満員電車が嫌でいつもより早く起きて会社に行っていましたね。

    でもそうすると睡眠時間が自然と削られるので毎日ヘトヘトでした。

    最近は、少しずつリモートワークを導入する企業が増えてきているのでそこまでのメリットではないのかもしれないですが、この「場所に縛られない」で働けるというのは起業して良かったことの1つではないかと思います。

     

    4つ目が「時間を自由に使える」です。

    どうしてもサラリーマンとして働いていると平日は朝から晩まで働き、休むのは土日にいう生活スタイルになってしまいますが、自分で会社をやっていると時間を自由に使えるので「今週は、平日の水曜日に休んで土曜に仕事をしよう!」なんて働き方できます。

    たとえば僕の場合、ご飯を食べたり旅行に行ったりすることが好きでよく色んなところに行くのですが、それも世の中が休みである土日とかゴールデンウィークとかに行く必要はないので混雑に巻き込まれることもないですし、安い値段で行けます。

    都内に住んでいる方ならよくわかると思いますが、土日だとどの街も混んでいて人気のお店だと平気で1時間ぐらい待たされたりもします。

    有休などを使えば、一時的に回避することは可能ですが、それは日常的にはできることではないのでその辺は起業して良かったことなのかなと思います。

     

    5つ目が「働き方を選べる」です。

    この「働き方を選べる」というのは「場所に縛られない」とか「時間を自由に使える」とかぶる部分もありますが、起業して良かったことです。

    というのも、以前の日本であれば、定年までがむしゃらに働いて、老後はゆっくり悠々自適に生活することが当たり前でした。

    でも、これからはとてもじゃないがその生き方は出来ないでしょう。それは政府の動きを見ていれば、わかることです。

    これからの日本は「生涯現役」で働くことが求められる時代なので「働き方を選べる」というのはとても大きいです。

    例えば僕の場合、仕事ももちろん大好きですが、それ以上に家族や友人との時間、自分の趣味の時間を大事にしたいので夜遅くまで働くとか土日を仕事で潰すとかしないですし、仕事もどこでもできるようにしています。

    この「働き方を選べる」というのも起業しなければ、得られなかったことなので起業して良かったことです。

    起業して悪かったこと

    ここまで起業して良かったことを5つ書いたので次は起業して悪かったことを書いていきます。

    僕個人でいえば、起業して悪かったことがこれといって出てこないので、僕自身が経験して思うこと、そして、周りの起業家・経営者仲間を見て思う起業のマイナス部分を挙げます。

    ・起業家は孤独である

    ・自由すぎること

    ・起業はまだまだ理解されにくい

    ・収入が不安定

    ・失敗も自己責任

    それがこの5つです。

     

    まず、1つ目が「起業家は孤独である」ということです。

    「起業家や経営者は孤独である」ってよく聞きますが、アレは本当です。

    だから以前ツイッターでも書きましたが、孤独を愛せるぐらいの人じゃないと厳しいと思います。

    幸い僕は1人でも全然平気なタイプなので「孤独で嫌だ」と思ったことはありませんが、「みんなと一緒が好き」とか「周りに合わせる方が楽」という人は起業すると苦労すると思いますし、サラリーマンに戻りたいと思うのではないかと思います。

    それぐらい孤独ってことです。だからこれから起業する人は「孤独でも大丈夫か?」と一度考えてみてもいいかもしれませんね。

     

    次に「自由すぎること」です。

    会社を辞めて、自分でビジネスをはじめるとサボっていても誰にも文句は言われなくなります。

    だから自由であることを上手く活かせる人なら起業は最高に素晴らしいものになる可能性がありますが、自分で自分を管理できない人がやると高い確率で失敗します。

    これは僕もそうですが、人間は僕らが思っている以上に怠惰な生き物ですぐサボろうとします。

    だから「楽したい」とか「今が辛いから」などの現実逃避的な起業は高い確率で失敗するのでおすすめしないですね。

    自由なことは素晴らしいことですが、その反面気をつけないとすぐに落とし穴に落ちてしまうので注意が必要です。

     

    3つ目が「起業はまだまだ理解されにくい」です。

    僕はもう起業して10年経つので最近は言われなくなりましたが、起業したばかりの頃は「大丈夫なの?」とか「起業は難しいから辞めたほうがいい」とよく言われました。

    やはり起業というのは安定を求める日本人にはマイナスのイメージが強すぎるので理解されません。特に親世代の反発はすごいです。

    だから理解してほしいと思うのなら口で説得するのではなくて、結果で黙らせることですね。

    そうすれば、理解を示してくれる人がででてきます。とっとと結果を出しましょう。

     

    4つ目が「収入が不安定」です。

    さっき起業して良かったことで「収入が青天井だ」って言いましたが、起業して自分でビジネスをすれば、収入は増える可能性もありますが、逆に減るもしくは0の可能性も勿論あります。

    会社員として働いていれば、どんなに仕事ができなくてもへまをしたとしても給料が0ということはありませんが、起業家・経営者は成果でお金をもらうものなのでお金をもらえるだけの価値を提供できない場合は当然、0もあります。

    そこはサラリーマンとの大きな違いですね。

     

    5つ目が「失敗も自己責任」です。

    会社員として働いていれば、どんな失敗をしても基本的には会社が責任をとってくれます。

    でも、起業して自分でビジネスをすると失敗した場合は自分で責任をとらなくてはいけません。

    そこは起業して悪かったことというか、サラリーマンと起業家、経営者の違いです。

    最後に

    以上が僕が起業して良かったこと、起業して悪かったこと、起業のデメリットです。

    これを見て、「あーやっぱ起業は辛そうだから辞めよう」ではなく、「へー、やっぱ面白そうだな」と思ってもらえたなら嬉しいのですが、まあその辺りはお任せします。

     

    ただ、僕がここで言いたいのは今後の日本は間違いなく自分でビジネスをする人が増えていきます。

    それが自分の意思でなのか、それとも生活の為に仕方なくなのかはわかりませんが、とりあえず、会社以外からの収入を求めようと動く人が増えるはずです。

    起業の形も僕のようなサラリーマンを辞めて起業する形よりかは、幾つもの仕事を持ちながらどれが本業か分からないレベルで仕事をする人が当たり前のような時代になってきます。

    さすがに「一億総起業家時代」が来るとは言いませんが、企業が副業を認め、当たり前のように企業勤めの人が副業をする時代が訪れることは間違いありません。

    その時が来た時に「どうしよう?」と考えるのではなく、早め早めに今の仕事以外で収入を得るためには何をしたらいいのかを考えましょう。

     

    そして、「イケるかも!」とか「これやってみたい」と思ったらまずはやってみてください。

    どうしても企業勤めの経験が長くなるとフットワークが重くなりがちですが、何事もやってみないとわからないし、やってダメなら違うことをやればいい。

    これからの時代はフットワークの軽さが大事になるのでこれを機会に今の仕事以外でお金を得るとしたらどんな方法があるか、一度考えてみたらどうでしょうか。

     

    ではでは。

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