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    若いうちこそ、がむしゃらに働け

    まだ10月ですが、これから年の暮れが近づくと飲み会などが増え、学生時代の友人と久しぶりに会う方も多いと思います。

    僕も学生時代の友人と会う予定が何件か決まっていて、今からワクワクしています。

    毎年、この時期になると学生時代の友人と集まるのですが、30代になったくらいから話す内容が変わってきたなと感じます。仕事や家族の話などは20代の頃からありましたが、30代になって増えてきたなと感じるのが「〇〇しとけばよかった」などの話です。

    この「〇〇」の部分が遊んでおけば良かったなのか、勉強しとけば良かったなのか、もっとがむしゃらに働けば良かったなのかは人によって様々ですが、皆少なからず後悔があるようです。

     

    この話を聞いたあなたは、

    「じゃあ今から〇〇すればいいじゃん!」

    と思ったかもしれません。

     

    ですが友人も含め、周りの人たちを見ていて感じるのは年をとるにつれて、ものすごいスピードで体力と気力が衰えるということです。

    体力であれば、筋肉トレーニングやランニングなどをすることで強化、維持することは可能ですが、やっかいなのは気力で”気力”の衰えに関してはそう簡単な話ではなく、一度衰えたらなかなか戻すことはできません。

    なので、とてもやっかいなんです。

    ですので、若いうちに”何に”時間を費やすべきなのかはよく考える必要があるのです。

     

    僕としては、遊んでおけば良かった、勉強しておけば良かったなどの仕事以外についてはその気さえあれば、いくつになっても挽回することは可能だと考えています。

    なので、その人が本当にやり残したと考えているのなら今からやればいいと思っています。

    ただ、「仕事」もっと言えば、「お金を稼ぐ」ということに関しては挽回するのが難しいと思っているので、若いうちこそがむしゃらに仕事に取り組むべきだと考えています。

     

    なぜ、若いときにがむしゃらに働くべきなのか?

    それは、その人の人生が若い頃の(20代~30代前半)働き方で決まるからです。

    ちなみに、ビジネスパーソンに共通した話なので立場(サラリーマン、起業家)は関係ありません。

     

    「転職の限界は35歳まで」

    これはあなたも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、一般的に転職は35歳までが限界とされていて、35歳以降はよほどの実績がないと転職は厳しいと言われています。

    最近は、定年が伸びているので対象年齢は上がっていますが、それでも40歳ぐらいが限度でしょう。

    それ以降はよほどの実績があって、競合他社から役員とか部長レベルでヘッドハンティングされる人物じゃないと転職はできなくなります。

     

    これは転職に限った話ではなく、社内で出世していくかどうかの分界点も35歳前後が一つの目安です。

    ここまでの話でなんとなくわかったとは思いますが、社会に出てからたった10年の間で、あなたの社会人人生の多くが決まるのです。

    サラリーマンであれば、一度決まってしまったらその流れを変えることは不可能でしょう。

     

    起業も最初の数年はすべての時間、パワーを使って、やらないと上手くいきません。なので、起業するなら独身で気力・体力が若い20代にやるのがベストです。

    別に結婚してからでも35歳を過ぎたあとでも起業はできます。できますが、数年間収入がない、休みがない、なのに多くの時間を仕事に費やすことになるので家族からの理解、特に妻からの理解は得られません。

    事実、僕の周りでは既婚者の起業は大抵、その後離婚しています。

     

    僕は起業をしたのがたまたま早かったので結婚してから起業という形ではありませんでしたが、もし、既婚者でいきなり会社を辞めて、起業なんてなったら離婚するだろうなと思います。

    それぐらい起業は大変です。

    だから、既婚者で起業しようと思っている人は必ずパートナーを説得して、数年間は支えてもらうようにしましょう。

    たまにパートナーを説得できずに見切り発車でやってしまう方がいますが、パートナーすら説得できないのであれば、起業はしないほうがいいです。離婚してしまいますから。

    もしくは副業で本業並みのお金をまずは稼ぎ、結果を見せて説得しましょう。そうすれば、許してくれるはずです。

     

    話がちょっと逸れてしまいましたが、とにかく若い時にがむしゃらに働き自分自身の価値を高め続けることが大事なのです。

    出世していくか、転職してさらなるキャリアを築くか、もしくは起業するか、なんて選択肢が選べるのは20代、30代を必死に戦ってきたものだけです。

    超高齢社会を迎える日本に住む今の20代、30代の人たちは今までと比較にならないくらい労働寿命が伸びます。その時にあなたが望む働き方・生き方を実現するためには若いうちは遮二無二になって、働きましょう。

    そうすることで年々、働きやすくなるはずです。逆に20代を棒に振るとその後の人生がかなりしんどくなります。

     

    特に今後は自分の力で未来を切り開いていく時代です。会社が切り拓いてくれるわけではありません。

    そこをちゃんと認識して、20代を過ごすようにしましょう。

    時間だけはいくら頑張っても取り返せないので大事にしてくださいね。

     

    では。

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